あるべき味

イタリア・イギリス・ドイツ・日本でみつけた、どまんなかの味とへえー!を紹介

ポマローラはイタリアンを背負って立つトマトソース

イタリアンといえばトマト。

 

気がつけば、一番好きな味はトマト系。

 

二年半ほど前に念願叶ってイタリアに料理留学し、早々に出会ったのが、黄金バランスのトマトソース、ポマローラ。

 

かねてから、生トマトを使うことで水っぽくなること、またホールトマトを使えば今度は酸味が強くなることが、やっかいだと思っていた。やれ、短時間で強火で煮込めばよいだの、長時間煮込むべしだの、諸説あったが。

 

ポマローラは、にんじん、玉ねぎ、セロリ、バター等と一緒に煮込み、甘みや香り、マイルドさ、味の奥行きを足す。そして粗めに裏ごしすることで、すべての材料が均一になり、とろみもでる。

 

さらに、先生が、一人あたりニンニク2かけ、と言ったことにシビれた。ニンニクがガツンと効いてこそ!という想いが、どーんと受け止められたような安心感。

 

たっぷりのオリーブオイルで熱したニンニクの香りが出たところにポマローラを入れ、ぐつぐつ、じゅくじゅくと混ざったところに、茹でた麺を投入。

 

これ以上ないほどにイタリアン。

 

これだけでも、現地に行った甲斐があったと即座に思えた味。

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